時間の流れ。

就活を通して聞かれる質問があります。

 

『あなたは、社会人になって10年後までにどんな人になっていたいですか?』

 

これにどう答えよう。

社会人になって?社会人ってなんだよ、企業勤めをしているから社会人なのか?

などと言葉の定義にツッコミは個人的にあるものの、10年後までにという所に今回は焦点を当てて考えてみたいなと思いました。

 

10年後という時間を意識した時に、どう考えようと思った時、12歳の頃の自分が描いていた通りの22歳になれていたんだろうかと漠然と気になったので、思い返してみると、覚えている範囲で出てきたのが以下の3つでした。

 

・周りに誇れるような成人になれてますか?

・好きなことができていますか?

・健康ですか?

 

・・・12歳の頃は何考えてたんだろうと過去の自分に思いを馳せたのですが、今22歳として振り返ると達成できているなーとは思います。

 

でも達成できて当然だなと思います。なぜなら、これらの中に「具体性」は一切ないから、解釈の仕方によってはどうとでも言えるからです。

 

例えば『健康なのか?』という問いに対しては、「どのような状態が健康なのか?」「睡眠と栄養をしっかりとって生きている状態であれば健康なのか?」という新たな問いを生み出すことができるのではないかと考えました。

 

今しているこの話と、先の問いである「10年後」の話は何が言いたいのかと聞かれると、「具体的に何をどうしたいか」は考えた方がいいよなーという当たり前のことが出てきます。

 

具体的に数値や目指したい姿を言葉にして残したおけば、それらを振り返る時にできたかできなかったか○×で判断がつくのは勿論ですが、振り返る時に自分が困らなくて済むなあと私自身は思っています。

 

時間の流れはこれからの時代、より早く長くなると思っています。

 

人生100年時代、VUCAの世界に突入するとも言われているからこそ、10年、5年、3年、1年先の自分がありたい姿や成し遂げたいことを具体的にもっと考えた方がいいかもなーと反省の意味も込めて今年初の週報を記そうと思います。